- ガソリンスタンドの車検って正直どうなんだろう…?
 - 普通の車検と何が違うの?
 - 口コミや評判はどうなの?
 
車検は大きな出費なので安さや手軽さだけでなく、技術力や評判も気になりますよね。しっかり整備してくれないと車検が通らないかもしれませんし、事故の可能性が高まってしまいます。
私は2023年から軽貨物ドライバーの個人事業主になり、2024年に車検を受けました。色々な車検業者を調べた実際の経験を元に、この記事ではコスモ車検の特徴について解説していきます。
記事を読むメリット
●コスモ車検の特徴が分かる
●向いている人・向いていない人が分かる
●メリット・デメリットが分かる
コスモは全国にあるので、車検の特徴が自分に合っていればどこでも受けられます。車検に手間と時間をかけるより稼ぐことに時間を使っていってください。
コスモ車検は「手軽さを望んでいる人」におすすめ!

コスモ車検には明確な「おすすめできる人」と「そうでない人」がいます。
車検選びで失敗しないためには、自分の「優先順位(価格、手軽さ、安心感)」と、コスモ車検の特徴が合っているかが重要です。
コスモ車検がおすすめな人は以下のような人です。
- 価格と手軽さを両立したい人
 - 手軽に相談・予約したい人
 - 「今必要な整備」だけを望む人
 
基本的に「手軽さ」を重視している人におすすめです。ただ、手軽さはありますが整備に不備があるわけではないので安心してください。
車検が近づいてきていて業者選びに迷っているのであれば、コスモ車検が自分に合っているか確認してみてください。
価格と手軽さを両立したい人
車検は「法定費用+α」でとにかく安く済ませたいと考えているなら、コスモは有力な候補になります。コスモ車検の最大の強みは、多彩な割引制度にあるからです。
- 早期予約割引
 - ネット(Web)予約割引
 - 平日入庫割引・代車不要割引
 
割引を組み合わせることで、車検費用が大幅に安くなるケースが多く見られます。
また、「楽天Car車検」や「EPARK車検」といったポータルサイト経由で予約すれば、サイト独自の割引クーポンや楽天ポイント)が付与されるのでさらにお得です。
こうした「調べる手間」を惜しまない人であれば、ディーラー車検と比較して総額で数万円単位の節約も可能です。
手軽に相談・予約したい人
「ディーラーや車検専門店に、わざわざ車を持っていく時間を取るのが面倒…」 そんな忙しい方にとっては、アクセスの良さは大きなメリットです。
コスモ石油は全国に展開しており、普段利用する「いつものガソリンスタンド」で車検の相談や見積もりが可能です。
- 給油のついでに、スタッフに車検の概算を聞いてみる
 - 洗車を待っている間に、無料見積もりを予約する
 - オイル交換やタイヤ交換のついでに車検の相談をしてみる
 
普段している行動のついでで車検の相談を済ませられる手軽さは、ディーラーや専門工場にはない強みと言えます。
「今必要な整備」だけを望む人
ディーラー車検は「次の車検まで安心して乗れるように」という考えのもと、まだ使える部品でも早めに交換する「予防整備」が多くなりがちで、その分費用が高くなる傾向があります。
一方、コスモ車検は「車検を通過するために、今現在必要な整備」を基本とするケースが多いです。そのため、ディーラー車検と比べると費用も抑えられます。
もちろん車の状態によりますが、「あと1年は使えそうなブレーキパッド」を無理に交換せず、ユーザーの意向を確認してくれる柔軟な対応が期待できます。

コスモ車検は「とにかく最低限で通したい」というニーズに応えやすいのが特徴です。
コスモ車検は安心感や高品質を求める人にはおすすめできない

コスモ車検はあくまでも「今必要な整備」を求めるものなので、安心感や高品質を重要視する人にはおすすめできません。
例えば以下のような人です。
- 価格より「絶対の安心感」を求める人
 - 技術や対応の「差」が気になる人
 - 複雑な整備や特定の部品交換を細かく指定したい人
 
上記のような人はディーラーでの車検が合っています。ディーラーであれば純正の部品がありますし、その車を作った会社なので安心できます。
手軽さや価格よりも安心感や高品質を求める人には、コスモ車検はおすすめできません。
価格より「絶対の安心感」を求める人
価格よりもメーカーの看板がもたらす「絶対の安心感」を最優先する人には、コスモ車検は向いていません。
理由は単純でメーカーの車はメーカーの人が1番分かっているからです。
- 自分の車はそのメーカーを熟知したプロに任せたい
 - 多少高くても純正品や本来の部品と交換したい
 - その車を作った人たちに整備して欲しい
 
整備士の技術はもちろんですが、「ブランドの安心感」という付加価値はディーラーの方が圧倒的に上です。そもそもその車を作っているので当たり前です。
そのため、「絶対の安心感」を最優先する人には、コスモ車検は向いていません。
技術や対応の「差」が気になる人
これはコスモに限らずガソリンスタンドの車検全体に言えることですが、コスモ石油のサービスステーションは直営店とフランチャイズ(FC)店が混在しています。
そのため、どうしても店舗や対応する整備士によって、技術力や接客の質に「差」が生まれてきてしまいます。
- サービスや接客の差
 - 整備技術や環境の差
 - 店舗の雰囲気や信頼感
 
ネットの口コミで「A店は最高だったが、B店は説明不足だった」といった評判が分かれるのは、どうしても「差」ができてしまうです。
全国どこでも均一で高品質なサービスを期待する人にとっては、この「当たり外れのリスク」がデメリットに感じられるでしょう。
複雑な整備や特定の部品交換を細かく指定したい人
コスモ車検は法定点検や一般的な消耗品交換(オイル、タイヤ、バッテリーなど)は得意ですが、不得意な整備もあります。
- エンジン内部の高度な診断
 - ハイブリッドシステム
 - 最新の電子制御
 
上記のように複雑で専門的な整備になると対応できない場合があります。
また、「このパーツは持ち込みたい・この部分はこんな調整してほしい」といった、細かな要望がある場合も対応できない可能性が高いです。
特定の部品交換を細かく指定したい人は、専門工場やこだわりの整備に対応してくれるディーラーの方がスムーズです。
コスモ車検のメリット

ここではコスモ車検のメリットを解説していきます。主なメリットは以下の3つです。
- 割引キャンペーンが豊富
 - 見積もり相談が手軽
 - 予算に合わせた調整がしやすい
 
先ほどもお話しましたが、コスモ車検は「手軽さ」が大きなポイントです。多くの人が給油や洗車をしに訪れるため、割引やキャンペーンも随時おこなっています。
手軽さや割引キャンペーンなどを重視する人は、コスモ車検のメリットを享受できるはずです。
割引キャンペーンが豊富
最も多くの人がメリットとして挙げるのが、「基本料金の安さ」と「割引の多さ」です。
ガソリンスタンドは車検を本業とするディーラーや専門工場と異なり、車検を「顧客を囲い込むためのサービス」と位置づけている傾向があります。そのため、採算ギリギリまで基本料金を下げ、さらに様々な割引を用意していることが多いです。
| 割引の種類 | 具体的な例 | 
| 早期予約割引 | 車検満了日の数ヶ月前に予約するだけで割引 | 
| インターネット割引 | Webから予約・見積もりを依頼するだけで適用 | 
| 会員割引 | コスモ・ザ・カードなど、会員向けの優待価格 | 
| 代車不要割引 | 代車を借りない場合に適用される割引 | 
割引を重ねて併用することで、結果的に他社よりも安い総額で車検を受けられる可能性が高いです。特に車検基本料が無料〜格安になる店舗もあるため、「安さ」を追求する人には大きな魅力です。

割引は受けられるだけ受けたほうがお得ね!
見積もり相談が手軽
車検の見積もりを取るために、普段行かない場所へ行くのは手間だと感じる方は多いでしょう。
コスモ車検のサービスステーション(SS)は、生活圏内に数多く存在し、給油や洗車で日常的に利用する場所なので、普段の給油などのついでに車検の見積り相談ができます。
- ガソリンを入れるついでに車検の相談
 - 待ち時間の短さ
 - 生活導線の中にコスモがある
 
時間や場所の制約が少ない「手軽さ」はコスモ車検のメリットです。車検切れが近づいてから慌てる前に、日々のルーティンの中でスムーズに相談できたほうが、忙しい人にとっても楽です。
予算に合わせた調整がしやすい
ディーラー車検は「予防整備」を重視するため、見積もり額がどうしても高くなりがちです。
一方、コスモ車検ではお客様の車の状態と予算を照らし合わせながら、柔軟に整備内容を調整できる傾向があります。
- 『今回は必須の整備だけ』と伝えたら、予算内に収めてくれる
 - まだ使える部品は無理に交換しない
 - 予算から費用がはみ出そうなら相談してくれる
 
車検を通すために「最低限必要な整備」と「おすすめの整備」を明確に分けてくれるため、ユーザーが自分で判断しやすく、納得感のある車検が可能です。

コスモ車検のデメリット

メリットが多い一方で、デメリットも存在します。コスモ車検のデメリットは、主に「ガソリンスタンド車検」の構造的な問題に起因することが多いです。
- 見積もり額が最終的に高くなる可能性がある
 - 店舗や担当者による「サービス品質の差」が大きい
 - 高度な故障診断には向かない
 
特に品質の差はデメリットで、店舗によって大きく異なります。また、見積り額が最終的に高くなることもあるため、見積り額よりも少し余裕を持った金額で考えたほうが良いです。
見積もり額が最終的に高くなる可能性がある
「基本料金が安かったから契約したが、最終的にディーラーと変わらない金額になった」という声は、コスモ車検の最も多い悪い評判の一つです。
これは、コスモ車検が悪質なわけではなく、以下の構造的な理由によるものです。
- 整備費が別計上
 - オプションの提案
 
基本料金は安く設定されていますが、オイル交換やバッテリー交換などの「整備費用」は別途加算されます。そのため、最終的には金額が高くなってしまう可能性が高いです。
また、収益を確保するため法定点検では必須ではない「燃料系洗浄剤・エアコンフィルター交換」などのオプションサービスを勧められるケースがあります。
見積もり時に「なぜこの整備が必要なのか?」を質問して、「必須整備」と「推奨整備」を自分で切り分けるようにしてください。

車検費用が高くなる最大の要因は「必須でない整備をすること」です。
店舗や担当者による「サービス品質の差」が大きい
先述の通り、コスモ石油のサービスステーションは運営元が異なる場合(直営 vs FC)が多く、これがサービス品質の差を生んでいます。
- 担当者の説明が曖昧で、整備内容がよく分からなかった
 - 技術力に不安を感じた
 
といった声がある一方で、「とても丁寧で親切だった」という高評価の店舗も存在します。
契約前には、実際に利用を検討している店舗のオンラインレビュー(Google Mapsなど)を事前にチェックし、「担当者の対応の良さ」に関する評判を確認したほうが良いでしょう。
高度な故障診断には向かない
ガソリンスタンドの整備工場は、法定点検や一般的な消耗品交換(オイル、タイヤなど)を得意としていますが、ディーラーのような車種専用の特殊工具や、メーカー固有の最新診断機器を備えていない場合があります。
車検と同時に「ハイブリッドシステムの警告灯が点灯した」といった高度な故障診断がある可能性もあります。専門的な整備が必要な場合は、メーカーの正規ディーラーや、その車種に特化した専門工場に依頼する方が確実です。
| メリット | デメリット | |
| 費用 | 割引が豊富で最終的な費用を抑えやすい | 整備の追加で総額が高くなる可能性がある | 
| 利便性 | 給油ついでに相談できる手軽さ | 店舗によるサービス品質の差がある | 
| 整備 | 整備内容の自由度が高く、予算調整がしやすい | 高度な故障診断や重整備には向かない場合がある | 
コスモ車検を選ぶなら、「見積もり時に不要な整備を断る・複数の割引を確実に適用する」という手間を惜しまず、店舗の評判を事前にチェックすることが、満足度を高めるカギとなります。
コスモ車検と競合の料金比較

軽自動車の車検で最も重視されるのは、やはり「総額の安さ」です。ここでは、法定費用・車検基本料・総額の目安を比較し、どこで受けるのが最適かを解説します。
軽自動車の「法定費用」比較
軽自動車の場合、法定費用が最も安いため車検総額を抑えやすいのが特徴です。法定費用は、どこで車検を受けても変わりません。
| 軽自動車の費用 (24ヶ月) | 備考 | |
| 自賠責保険料 | ¥19,730 | どこも一律 | 
| 自動車重量税 | ¥6,600(通常)〜¥8,200 | 車齢、エコカー減税で変動 | 
| 印紙代 (検査手数料)  | ¥1,800(OSS申請を除く) | どこも一律 | 
| 法定費用 合計 | 約¥28,130〜 | どこで受けても同額 | 
車検基本料と総額の比較
車検総額は法定費用(約¥28,000)に、各社の「車検基本料+整備費用」が加算されて決まります。
| コスモ車検 | ディーラー車検 | カー用品店 | |
| 車検基本料 (目安)  | ¥14,000〜¥18,000 | ¥25,000〜¥30,000 | ¥20,000〜¥25,000 | 
| 割引後の基本料 | ¥0〜¥10,000  (各種割引適用後)  | 割引が少ないため変動が少ない | 割引は適用されるがコスモほどではない | 
| 最低限整備時 総額  (整備費¥0と仮定)  | 約¥28,000〜¥38,000 | ¥53,000〜¥58,000 | ¥48,000〜¥53,000 | 
| 平均整備時 総額 (消耗品交換等)  | 約¥50,000〜¥70,000 | ¥70,000〜¥100,000 | ¥60,000〜¥80,000 | 
| 整備の考え方 | 必須整備を優先。予算重視。 | 予防整備が基本。純正部品。 | 整備オプションが豊富。 | 
(※上記は概算の目安であり、店舗や車の状態によって変動します。特に割引適用後の基本料は店舗次第です。)
最安値狙いなら「割引フル活用」のコスモ車検でしょう。コスモ車検は基本料が非常に安く、さらに早期予約割引やWeb割引などを組み合わせることで、基本料を数千円に抑えられる可能性があります。
安心と手軽さのバランスならカー用品店でしょう。ディーラーよりは安くコスモよりはサービス品質のムラが少ないバランス型で、ポイントやクーポンもありますがコスモほど基本料が安くなるケースは稀です。
安心感なら「ディーラー車検」でしょう。純正部品とメーカー保証を重視するならディーラーが1番安心です。

自分が重視していることと業者さんが売りにしていることが合致すれば満足できそうね!
車検費用を上げないためには「確認」が何より重要
軽自動車の場合、車検総額が7万円を超えてきたら、一度立ち止まって見積もりを見直すべきです。総額が高くなる1番の要因は整備費用です。
- 今回の車検に必須な整備か確認する
 - 部品の寿命を確認する
 - オイル交換やタイヤ交換などの日常的な整備は後に回す
 
車検では「この際だし交換しておくか」という考えが費用の増大に大きく関わってきます。費用を大きくしないためには、「今必要な整備なのか」の確認と、後に回せる整備は後に回すことも大事です。
また、ポータルサイト特典を最大限に利用することも重要になってきます。
特に楽天Car車検は、コスモ車検の店舗が多く掲載されており、予約・実施で楽天ポイントが数千ポイント還元されることが多いため、実質的な総額を下げるには最も有効な手段です。
コスモ車検の割引・クーポンを活用する

公式サイトではなく「ポータルサイト」から予約する
コスモ車検の最大のメリットは「割引の多さ」にあります。これを最大限に活用し、車検総額を抑えていきましょう。
コスモ車検の割引を最大化するための第一歩は、公式サイトではなく「車検予約ポータルサイト」を経由して、予約・見積もりを依頼することです。
| 予約サイト | 主な特典・メリット | 
| 楽天Car車検 | 予約・実施で楽天ポイントが数千ポイント(3,000〜5,000ポイント程度)還元される店舗が多い。 | 
| EPARK車検 | 独自の割引クーポンやキャッシュバック特典を用意している店舗がある。 | 
| コスモ公式サイト | 公式割引のみの適用となることが多い。ポータルサイト特典は得られない。 | 
特に楽天ポイントを貯めている人は、「楽天Car車検」を経由して、実質的な費用負担を減らすのが最も有効です。ポイント還元も考慮に入れれば、公式サイトで受けるよりも安くなるケースがほとんどです。
併用可能なお得な「基本料金割引」リスト
次に車検基本料を安くする店舗独自の割引を最大限に活用します。
| 割引名 | 割引額の目安 | 割引を受けるための条件 | 
| 早期予約割引 | ¥3,000〜¥5,000 | 車検満了日の3ヶ月以上前、または6ヶ月以上前に予約 | 
| インターネット割引 | ¥1,000〜¥3,000 | Webから見積もりや来店予約を行う(ポータル予約で自動適用されることが多い) | 
| 平日入庫割引 | ¥2,000〜¥3,000 | 土日祝日を避け、平日に車を入庫する  | 
| 代車不要割引 | ¥1,000〜¥2,000 | 代車を利用せず、自宅やSSまで送迎してもらう | 
| リピート割引 | ¥1,000〜¥3,000 | 前回もコスモ車検を利用している場合に適用 | 
軽自動車の車検満了日がわかったら、ポータルサイトで店舗検索を行い、「3ヶ月以上前の平日」で予約を確保しましょう。早期予約割引と平日入庫割引の2つだけで、基本料が¥5,000~¥8,000カットされます。
店舗によっては、すべての割引が併用できない場合があります。見積もり予約の電話の際、「Web割引と早期予約割引は併用可能ですか?」など、割引の対象になるかどうか事前に確認しておくと安心です。
費用を抑えるには必須の整備だけにする
車検総額が「お得」かどうかを左右するのは、割引後の基本料ではなく「整備費用」です。見積もりで費用が高額になった場合、以下の整備は一旦保留できないか交渉しましょう。
- エンジンオイルやエレメント交換
 - エアコンフィルター交換
 - バッテリー交換
 
エンジンオイル・エレメント交換はコスモで交換するのではなく、カー用品店のセール時や自分で安いスタンドに持ち込んで交換する方が安くなる場合があります。
エアコンフィルター交換は車検の合否には関係ありません。必須ではない整備として、必要性が低い場合は断りましょう。
バッテリー交換をまだ交換時期でないのに推奨された場合は、専用テスターでの診断結果を見せてもらい、判断しましょう。
店舗ごとの「特典」をチェックする
店舗によっては、車検利用者向けに独自の特典を用意していることがあります。
- 洗車サービス
 - ガソリン割引券
 - オイル交換やタイヤ交換のキャンペーン
 
車検とは直接関係があるわけではありませんが、上記のような特典も実質的なコスト削減につながるため、車検のい見積もり時には「車検特典」についても質問してみましょう。
車検費用を抑えるポイント
●予約は必ず「楽天Car車検」などのポータルサイトから行う
●早期予約割引や平日入庫割引などを併用する
●見積もり時には「必須整備」と「推奨整備」を明確に分けさせる
●不必要なオプションは断る
コスモ車検の見積もり・予約から当日の流れ

コスモ車検はディーラー車検に比べて手続きがシンプルで、「ネット予約→見積もり→入庫」の流れがスムーズなのが特徴です。
車検の検討開始から予約まで、Webで完結するのが最もお得でスムーズな方法です。
- 店舗検索と予約
 - 店舗・特典の比較
 - 見積もり日の決定
 
「楽天Car車検」や「EPARK車検」などのポータルサイト、またはコスモ石油の公式サイトで、郵便番号や地域から自宅・職場近くの店舗を検索します。
各店舗の車検基本料、営業時間、独自の割引特典、口コミを比較すると安心です。希望日時を選択し、氏名・連絡先・車種などの情報を入力して予約を確定します。
「早期予約割引」を適用させるため、車検満了日の3ヶ月以上前の予約を心がけましょう。また、電話で予約する際も、必ず「Webで店舗を見て電話しました」と伝え、インターネット割引の対象となるようにしましょう。

車検業者も任意保険や車選びと同じで「比較」するのが重要です。
店舗で「事前点検」と「見積もり提示」を受ける
予約した日時に店舗を訪れ、車の状態のチェックと見積もりを受けます。
- 車の入庫と受付
 - 無料の事前点検
 - 見積もり提示と交渉
 
予約した店舗に車を持っていき受付をします。受付の際に車検証と自賠責保険証が必要なので準備しておきましょう。
事前点検では整備士が車の状態をチェックします。この点検で車検に通らない箇所や、今後交換が必要になる消耗品などを洗い出します。
点検結果に基づき、「法定費用費用・車検基本料・整備費用」が記載された見積書が提示されます。
提示された整備費用を見て、「必須な整備なのか推奨の整備なのか」を必ず確認しましょう。必須でないものは「今回は見送ります」と断ることで、総額を大きく下げることができます。
車検の実施と費用の精算
見積もりに納得したら車検の実施日を確定して車を預けます。所要時間は店舗によりますが、最短で即日〜1日で完了するところが多いです。(※整備内容が多い場合は数日かかることもあります。)
コスモ車検は指定工場(民間車検場)を持つ店舗が多いため、検査場に車を持ち込む手間がなく、スピーディーに車検を完了させることができます。代車が必要な場合は、事前に予約した代車を借り受けましょう。
車検が完了したら、店舗から連絡が来るので車を引き取りに行きます。整備報告書を受け取り、最終的な整備内容と料金を確認して支払いに進みます。
コスモ車検では、ほとんどの店舗で「現金・クレジットカード・一部電子マネーでの支払い」が可能です。
ただ、法定費用は現金のみの場合や基本料と整備費用はカード可、といったように費用項目によって支払い方法が異なる場合があるため、事前に確認しておきましょう。
車検が終了して、新しい車検ステッカー(検査標章)と、整備報告書・車検証を受け取って完了です。
車検後のサポート体制
コスモ車検は、車検後にも以下のようなサポートを提供している店舗が多いです。
- 整備保証
 - 無料点検
 
整備保証は整備した箇所に不具合があった場合、保証期間内であれば無償で再整備を行ってくれます。
無料点検は半年点検、1年点検などの無料点検サービスをしてくれますが、無料点検に関しては店舗によって実施していない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
見積もり時に「整備保証の期間や内容」を確認しておくと、車検後の安心感につながります。
コスモ車検のメリット・デメリット まとめ

ここではコスモ車検のメリット・デメリットについてまとめていきます。メリットは以下の通り。
- 割引キャンペーンが豊富
 - 見積もり相談が手軽
 - 予算に合わせた調整がしやすい
 
コスモ車検は手軽さを重視している人には特に合っています。割引キャンペーンも行っているので、条件を満たせば車検費用も抑えられます。
デメリットは以下の通り。
- 見積もり額が最終的に高くなる可能性がある
 - 店舗や担当者による「サービス品質の差」が大きい
 - 高度な故障診断には向かない
 
コスモ車検では店舗ごとに「サービスの品質」が違ってきてしまいます。常に一定のサービスを受けたい人にとってはデメリットになるでしょう。
また、高度な故障診断には向かないので、車を改造している人や細かなこだわりがある人には、コスモ車検は向きません。
車検は手間もかかり費用も大きくかかります。下手な業者に当たってしまうと、不必要な整備を勧められて費用が高くなってしまったり、納得のいかないサービスや整備をされてしまう可能性もあります。
少しでも自分に合った車検業者を見つけられるように、車検業者の比較はするようにしましょう。
車検業者の比較記事はこちら ↓
【2025年】軽貨物のおすすめ車検業者5選!費用とサービスをプロのドライバーが徹底比較!
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車検ならseibiiで決まり!自宅にいながら点検・整備・納車まで全てお任せ!
