Amazonフレックスはやばいって聞くけど、実際どうなの?
きつい理由は?解決策はあるの?
Amazonフレックスは知っているけど、ネガティブな意見が多くて始めるのが不安・・・。
そう思っている人も多いでしょう。しかし軽貨物ドライバーをするうえで、Amazonフレックスは収入の軸になりえる存在です。
私は2022年に会社員を退職して、2023年から軽貨物ドライバーの個人事業主になり、月収30万円を達成しました。
実際に配達している経験を元に、この記事ではAmazonフレックスがヤバい!きつい!と、言われる理由と対応策を解説していきます。
最後まで読んでもらえればAmazonフレックスの実態と、Amazonフレックスが自分に必要かどうかが分かります。
初めて飛び込むことに不安を覚えるのは当たり前です。ですが悪い点や対応策を知ることで不安は解消できます。
不安に打ち勝って、ぜひともAmazonフレックスを自分の収入源の1つにしていってください。
Amazonフレックスがヤバい・きついと言われる理由9選
なぜAmazonフレックスは、『やばい!・きつい!・最悪!』と言われてしまうのでしょうか?
ここではその理由を9つ紹介していきます。
- 荷物の量がやばい
- 収入が不安定
- 天候に振り回される
- 肉体労働・体力勝負
- 個人事業主としての大変さ
- マナーが悪い人もいる
- 研修なしでいきなり配達するのがきつい
- 契約解除になる可能性がある
- サポート体制が不十分
順番に解説していきます。
荷物の量がヤバい
Amazonセール中は、荷物量が120個~160個程になるので、ベテランドライバーでもヤバい!となるのは分かります。
通常時であれば、Amazonフレックスの荷物の量は、6時間ブロックで約100個~120個程です。初心者の人では、1時間に6個~10個が限界の人が多いので、8時間だと48個~80個となり『荷物の量がヤバい』となるわけです。
しかし、この通常時の荷物量はAmazonフレックスだけではありません。というか宅配であれば通常の荷物量です。
宅配を未経験・初心者の人にはヤバいというだけで、ベテランドライバーさんには普通のことなのです。
つまり、ヤバい!と言っている人の多くは、未経験者か初心者の人になります。慣れていけば普通のことになるので、慣れるまでは耐えるしかありません。
Amazonフレックスだけが、特別に荷物量が多いわけではありません。
収入が不安定
Amazonフレックスはギグワークなので、週に何回稼働できるかもわかりません。そのため収入が不安定になりがちです。
例えば、週5回で稼働するつもりでいたのに、週2回しか稼働できなかった・・・そんなこともザラにあります。
安定的な収入を求めるのであれば、佐川急便やヤマト運輸などの業務委託をした方が良いでしょう。
天候に振り回される
Amazonフレックスは配達業務なので、天候に振り回されがちです。しかし、天候に振り回されるのはAmazonフレックスに限ったことでなく、他の宅配やルート配送も同じです。
というか、配送業でなくとも天候に振り回される仕事は多々あります。
「今日は天候が悪いから配達したくないな・・・」そう思うのであれば、オファーを取らなければ良いだけの話です。
天候を理由に「ヤバい!」と言っている人は、外仕事に慣れていない人です。
肉体労働・体力勝負
確かに普通の会社員と比べると、体力勝負ではあります。ですが肉体労働や体力勝負なのは、Amazonフレックスだけではなく、他の配送業も同じです。
それどころか、Amazonフレックスは重量物が少ないので、体力面では他の配送業と比べて少ない方です。
- ベッドや大型のテーブル
- タンスやダッシュボード
- 冷蔵庫や洗濯機
上記のような大型のものは基本的に配達はしません。
引越し屋さんをイメージすると、Amazonフレックスの重量物の少なさが分かりやすいと思います。
肉体労働や体力勝負と言っている人は、未経験者か初心者の人でしょう。その人たちも体が慣れてくれば、そこまでキツくなくなるはずです。
重量物がすくないなら、女性でも配達できそうね!
個人事業主としての大変さ
Amazonフレックスをやる多くの人は個人事業主です。初年度だと手続きや報酬から引かれる金額を、大変に感じる人が多いでしょう。
ヤバい!と言っている人は初年度の人です。初年度は確定申告や経費計算、手取り計算も始めてなので大変です。
例えば、会社員から個人事業主で、軽貨物ドライバーになった場合。
- 報酬から健康保険料・年金費用が引かれる
- 報酬から経費を差し引いたものが手取りになる
- 確定申告が心配
- 任意保険料の支払い
- 経費が思った以上にかかる
上記のようなことが会社員時代とは違ってきます。初年度では大変だと思うのも無理はありません。
ですが2年目になると要領がつかめてくるので、初年度よりは楽になっているはずです。
特に、任意保険は毎月かならずかかる経費です。なので安いに越したことはありません。
中には2年目から保険料が安くなることもあります。固定費を下げるのは重要なことなので、事業用の任意保険は慎重に選びましょう。
事業用の任意保険についてはこちら ↓
【事業用任意保険】7社の料金比較ランキング!おススメは『はたらくクルマの自動車保険』
マナーが悪い人もいる
Amazonフレックスで働く人の中には、マナーが悪い人もいます。
レスキューとは、荷物を配り切れないドライバーを手助けする、Amazonフレックスのシステムです。
マナーが悪い人に当たった場合、相手をしているとこちらが損をします。適当に流して仕事に戻りましょう。
レスキューの仕組みやメリット・デメリットについてはこちら ↓
【Amazonフレックス】レスキューの流れと仕組み、メリット・デメリットを解説!
研修無しでいきなり配達するのがきつい
Amazonフレックスでは研修や相乗りが無く、いきなり配達業務をします。人によってはヤバい!きつい!と思う人もいるでしょう。
ただ、アプリ内の動画を見たり、ネットで検索すると知識はつけることができます。
軽貨物ドライバーの個人事業主として働くのであれば、配達はできて当たり前の世界です。事前に知識を付けておいて、当日は配達をこなせるようにしましょう。
もしわからないことがあれば、DかMのステーションでオファーを取って、プロドライバーに聞いてみましょう。
Amazonフレックスのステーションについてはこちら ↓
【Amazonフレックス】ステーションで報酬に違いはあるの?場所と一覧を紹介!
プロドライバーさんに相談したら、他のドライバーさんがどうやって配達しているか聞けたわ。
契約解除になる可能性がある
Amazonフレックスは業務委託です。正社員や契約社員ではありません。なので度重なるクレームや、規約違反をした場合、契約解除になる可能性があります。
これはAmazonフレックスに限ったことではなく、業務委託であればどの企業だとしても避けられません。
契約解除になる原因となるのは、下記の5つが多いです。
- 未配が続いている
- 誤配が多い
- 遅刻・キャンセルが多い
- 時間指定の配達を守らない
- 稼働率が異常に低い
未配は配達を回り切れないこと、誤配は間違って配達することです。
遅刻・キャンセルがマイナス評価なのは当たり前。時間指定の配達は、お客様から別途料金を頂いているので、確実にこなしましょう。
稼働率が異常に低い場合も契約解除の対象です。例えば1ヵ月に1回しか稼働しないなど、稼働率も評価に影響します。
契約解除になってしまうと本業・副業に関わらず、働けなくなってしまうので十分に注意していきましょう。
サポート体制が不十分
何かあったときのサポート体制が不十分な印象はあります。
私も配達時の質問や、アプリの使い方をサポートに依頼しましたが、上記のような定型がおくられてきただけでした。
初心者であれば不安に感じるのも無理はありません。わからないことがあれば、DかMのステーションでオファーを取って、プロドライバーに聞いてみましょう。
ヤバい・きついと言われる対応策9選
ここからはヤバい!きつい!と言われる理由の対応策を紹介していきます。
自分にできそうな対応策を使用して、Amazonフレックスを攻略していってください。
- 荷物の量がやばい:思考錯誤して改善する
- 収入が不安定:他のマッチングアプリに登録する
- 天候に振り回される:雨具や防水対策をする
- 肉体労働・体力勝負:体力をつける
- 個人事業主としての大変さ:会計ソフトの使用や税理士さんに依頼する
- マナーが悪い人もいる:どこの職場でもいる
- 研修なしでいきなり配達するのがきつい:ナーサリー期間中に慣れる
- 契約解除になる可能性がある:未配・早配・遅配を出さない
- サポート体制が不安定:プロドライバーに相談する
順番に解説していきます。
荷物の量がやばい:思考錯誤して改善する
荷物の量は慣れてくれば、配達できるようになってきます。ですがそれには試行錯誤して、どうしたら効率良く配達できるかを考えないといけません。
- マップを見てルート順番を考える
- 荷積みで自分がわかるように積む
- 同じマンション内の配達個数を確認する
- 不在や住所が不明の場合、1つの配達場所にかける時間を決める
当たり前のように思いますが、実際に稼働すると時間に追われておろそかになりがちです。
経験を積むのは重要ですが、ちゃんと試行錯誤しないと配達効率は伸びていきません。
荷物の量が多いのであれば、どうすれば効率良くなるのか、しっかり試行錯誤しましょう。
未配を出さない対処法はこちら ↓
【Amazonフレックス】未配を出さない対処法9選と原因7選!ポイントはルール作り
収入が不安定:他のマッチングアプリに登録する
収入の不安定さが心配なのであれば、他のマッチングアプリに登録しましょう。
例えば、『出前館・Uber Eats・ピックゴー・Wolt』などです。もっと安定的に収入を得たいのであれば、『佐川急便やヤマト運輸・日本郵政』で働くのも良いでしょう。
とにもかくにも、Amazonフレックス1本で生計を立てていくのはリスキーです。マッチングアプリを利用して、収入源を複数にしておきましょう。
収入源が増えれば、収入が安定しやすくなります。
天候に振り回される:雨具や防水対策をする
天候が心配なら、雨具の用意や防水対策をしましょう。
自分の対策として、カッパや帽子・撥水衣類の用意。荷物が濡れないように、70ℓの袋や45ℓの袋、引っ越し用の当て布団なども用意しておくと良いです。
天候は自分でコントロールできないうえに、他の業種でも影響は受けます。どうにか良くしようと思う人がいるので、対策は検索すると無数に出てきます。
自分が出来る範囲の対策をして、天候と戦っていきましょう。
配達で役に立つアイテムはこちら ↓
【出前館】配達初日の注意点7つと対処法7選、効率が良くなるアイテム5つ
肉体労働・体力勝負:体力をつける
肉体労働・体力勝負に関しては、根本的に体力をつけるしかありません。ただ、ある程度続けていけば体力は自然についてきます。
自然増強よりも体力をつけたい場合は、『筋トレ・ダッシュ&ストップ・ウォーキング』などで、体力の増強を図ってください。
また、道具を使用すれば体力補助になります。例えば『台車・箱型のBOX』などです。
私たちは何もしなければ、年々体力は落ちていきます。10年後に同じ仕事ができているかもわかりません。
体力はあって困るものではないので、可能であれば体力増強をしておくと良いでしょう。
男女関係なく、体力をつければ長期間働けそうね!
個人事業主としての大変さ:会計ソフトを使う
個人事業主として、自分の知識だけで手続きを行うのは、かなり苦労します。そこで『会計ソフトの使用・税理士さんに依頼』をして、手続きの負担を減らしましょう。
会計ソフトであれば
・弥生シリーズ
・マネーフォワード クラウド確定申告 がおススメです。
税理士さんはツテがなければ見つけるのは難しいですよね?そこでおススメなのが税理士ドットコム です。
税理士は全国の約6,400名で、依頼内容やニーズに合わせて幅広い提案をしてくれます。
自分だけの力で解決しようとせず、時間や手間を省けるのであれば省いていきましょう。
税理士さんのメリット・デメリットはこちら ↓
軽貨物事業でも税理士さんが必要な理由5選とメリット・デメリット&料金はどのくらい?
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【軽貨物】事業計算は「マネーフォワード確定申告」がおすすめ!口座連動で仕訳も簡単!
マナーが悪い人もいる:どこの職場でもいる
Amazonフレックスに限らず、どこの職場でもマナーの悪い人はいます。こういう人は真面目に対応していると、こちらに被害があるだけです。
間違った対応としては、こちらの正当性を論じるのはやめましょう。それを認めない・通用しないからマナーが悪いのです。
幸い、Amazonフレックスでは人との関わりがあまりありません。マナーの悪い人に当たった場合は適当に流して、自分の業務に注力しましょう。
研修なしでいきなり配達するのがきつい:ナーサリー期間中に慣れる
研修無しで配達をするのは、配送業初心者の人にはきつい部分もあります。
ただAmazonフレックスでは『ナーサリー期間』と呼ばれる、初心者が配達に慣れるために荷物量を減らすシステムがあります。
1回目~10回目までの6時間オファーの場合
通常の荷物量の60%程で、60個~70個程。
10回目~20回目までの6時間オファーの場合
通常の荷物量の80%程で、90個~100個程。
研修無しで配達するのは、確かにつらい部分もあります。ただナーサリー期間があるので、ナーサリー期間を利用して、配達に慣れていきましょう。
ナーサリー期間中はアカウントも傷つかないので、色々試してみましょう。
契約解除になる可能性がある:未配・早配・遅配を出さない
業務委託であれば、契約解除の可能性は常にあることです。Amazonフレックスの場合は配達業務なので、『未配・早配・遅配』に注意しましょう。
未配・早配・遅配をしないコツは以下の3つです。
- 未配:1件1件の時間を決めて回る・マンション内の荷物を一気に持っていく
- 未配:配達場所が特定するのに時間をかけ過ぎない
- 早配・遅配:時間を逆算して、ルートエリアを近い時間に回れるようにする
未配は時間内に配達ができないということなので、時間の管理が鍵になります。時間を少しでも短縮できるように諸侯錯誤していきましょう。
早配・遅配は、指定の時間に配達できなかった時に起こります。時間指定がある場合、近い時間に時間指定のあるルートを回っていれば、早配・遅配の可能性は低くなります。
加えて『遅刻やキャンセル・稼働率』にも気を配ってください。遅刻やキャンセル・稼働率はこちらでコントロールできるので、気をつけていればさほど問題ではないでしょう。
契約解除になると、Amazonフレックスで働けなくなってしまうので、生活面でも致命的になる可能性があります。十分に注意していってください。
未配を出さない対処法はこちら ↓
【Amazonフレックス】未配を出さない対処法9選と原因7選!ポイントはルール作り
サポート体制が不安定:プロドライバーに相談する
Amazonフレックスのサポートセンターに相談するのは、1つの方法ですが事務的な対応が多いので、あまり期待はしない方が身のためです。
それならば、DかMのステーションでオファーを取って、プロドライバーさんに相談した方が良いでしょう。プロドライバーさんは、プロとついているだけあって経験も豊富です。
加えて、Amazonフレックスにも精通しているので、ドライバーの疑問や不安がわかります。ドライバーにしかわからないこともあるので、困ったらプロドライバーさんに相談しましょう。
疑問をそのままにしておくのは良くないので、気が引けるもしれませんが、相談できる人がいるなら相談するべきです。
初心者でもAmazonフレックスでやっていける3つの理由
ここまでの内容だと、配達初心者にはAmazonフレックスは厳しいように思えます。
私は2023年から軽貨物ドライバーになりましたが、私個人の感覚で言えば初心者でもやっていけると感じています。
やっていけると感じる理由は、以下の3つです。
- ナーサリー期間中を利用して慣れる
- 7時間で120個配達の感覚を養う
- 出前館やウーバーイーツで練習できる
順番に解説していきます。
ナーサリー期間中を利用して慣れる
ナーサリー期間中は、通常の荷物量から60%~80%の荷物量になっています。
荷物量が少ない間に、少しでも効率よく配達できるように、試行錯誤しながら慣れましょう。
例えば、『荷積み方法を変えてみる・配達ルートをの順番を変えてみる』など、常に改善を意識していれば配達スピードは上がっていきます。
また、アプリの使い方にも慣れる必要があります。例えば、信号待ちでマップとリストを確認して、効率的に配達できるルートはないか考えてみてください。
ナーサリー期間中に、一連の流れに慣れること・常に考えて時間短縮を目指すことで、配達スピードがあがるので初心者でもやっていけるはずです。
荷積み方法についてはこちら ↓
【Amazonフレックス】効率的な5つの荷積み方法を図解付きで分かりやすく解説!
7時間で120個配達の感覚を養う
8時間オファーで120個配達するとなると、単純計算で1時間に15個配達になります。
ですが実際にはそう単純ではありません。
- 15分~30分前にはステーションに帰らないといけない
- ステーションから最初の配達先までの移動時間
- 最後の配達先から、ステーションまでの帰り時間
8時間のオファーでも実際は短くなるので、7時間で計算してみます。そうなると1時間に17個の配達、17個を60分で配達するとなると、1個あたり3.5分、約4分ですね。
つまり1個の配達で4分以上かけると、未配を出す計算になります。この感覚がすごく大事です。
住所不明の場所も4分かけないように意識しますし、マンションでは配達数×4分で計算すれば、余裕ができたのか無くなったのか判断できます。
常にスマホで配達処理をするので、時間の確認も意識すればできるようになるでしょう。
日によって配達する個数は違いますが、7時間で120個を基準にして多いのか少ないのかで判断すれば、1個にかけられるおおよその時間が分かります。
意識すれば配達件数が増えるので、初心者でもAmazonフレックスはやっているでしょう。
時間を意識したら、未配が減ったわ!
出前館やウーバーイーツで練習できる
Amazonフレックスはギグワークなので、週に何回稼働できるか決まっていません。
稼働できない日を利用して、出前館やウーバーイーツで練習もできます。
練習できることは以下の3つです。
- マンションの入り口の場所
- 宅配BOXの使い方
- 敷地が広い大規模なマンションでの対応
マンションによって入り口の場所が違うので、練習できるなら練習しておいた方が良いです。
宅配BOXの使い方も、初めてだとわかりづらいので、練習したい部分ではあります。
敷地が広い大規模なマンションとは、例えばA棟~F棟など複数の棟が建っているマンションのことです。正直これが1番練習したいところになります。
Amazonフレックスでも大規模マンションに当たることはあるので、練習できるなら絶対にしておいた方が良いです。
出前館やウーバーイーツは配達すれば報酬も貰えますし、練習をするのにも適しています。練習の成果をAmazonフレックスに活かしていきましょう。
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【出前館】初めてでも簡単!?応募条件や登録方法、仕事の流れを現役配達員が徹底解説!
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Amazonフレックスに向いている人・向いていない人
何でもそうですが、どうしても向いている人と、向いていない人がいます。
自分が果たして向いているのか、向いていないのか判断する材料にしてください。
向いている人
・車の運転が好きな人
・1人で物事をこなすのが好きな人
・効率的にこなせる人
向いていない人
・体力に自信がない人
・運転に不安がある人
・安定的な収入を1番に考えている人
順番に解説していきます。
向いている人
向いている人の特徴は以下の3つです。
- 車の運転が好きな人
- 1人で物事をこなすのが好きな人
- 効率的にこなせる人
Amazonフレックスは運転時間が長いので、運転が好きなら向いているでしょう。
運転中・配達時は常に1人なので、1人で物事をこなすのが好きな人も向いています。
効率的に配達しないといけないので、効率的に物事を処理できる人も向いています。
3つの条件に当てはまっていれば、初めのうちは上手くいかなくとも、徐々に成果を出せるはずです。
向いていない人
向いていない人の特徴は、以下の3つです。
- 体力に自信がない人
- 運転に不安がある人
- 安定的な収入を1番に考えている人
今現在、体力に自信がない人は向いていないでしょう。ただ、体力強化をして多少なりとも自信がつけば、Amazonフレックスでもやっていけるでしょう。
運転に不安がある人も向いていません。
理由は事故の可能性が高まってしまうからです。多少稼げても、事故を起こしてしまっては意味がありません。
運転が不安なのであれば、軽貨物ドライバー自体を考えた方が良いかもしれません。
安定的な収入を1番に考えている人も向いていません。Amazonフレックスはギグワークなので収入面では不安定です。
安定的な収入を1番に考えているなら、佐川急便やヤマト運輸・日本郵政で、シフト制にして働いた方が良いでしょう。
Amazonフレックスだけで生活できる?
Amazonフレックスは、ヤバい!つらい!最悪!などと言われていますが、Amazonフレックスだけで生活していけるのでしょうか?
答えとしては以下の2つです。
- 月の生活費が10万円で良いならできる
- 他のマッチングアプリとの併用がおススメ
順番に解説していきます。
月の生活費が10万円で良いならできる
月の生活費が10万円で良いなら、Amazonフレックスだけでも生活できるでしょう。
月の生活費は、報酬から以下のものを抜いた金額です。
- ガソリン代や任意保険料などの経費
- 買い物代や娯楽費
- 家賃や水道光熱費
要は生活費よりも稼ぎの方が大きければ良いので、生活費を抑えられるなら勤務日数・勤務時間も少なくて済みます。
稼げる金額は選択したブロックによって違いますが、1ブロック1万円だと仮定した場合、月に10回働けば良い計算になります。
生活費を抑えられるのであれば、AmazonフレックスだけでもOKです。
経費だけでも月に6万円~10万円はかかります。
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【軽貨物】1年の収入・経費とAmazonフレックス・出前館・ウーバーの効率的な稼ぎ方
他のマッチングアプリとの併用がおススメ
月の生活費を抑えるのも1つの手ですが限界があります。基本的には他のマッチングアプリとの併用がおススメです。
Amazonフレックスと、他のマッチングアプリを併用することで、期待できる効果は以下の3つです。
- 収入源が増えるのでリスクヘッジになる
- アカウントごとに実績が積めるので稼ぎやすくなる
- 単純に仕事の量が増えて収入が安定しやすくななる
収入源を1つに絞っていると、その収入源が無くなったときに詰んでしまうので、複数の収入源を作ることでリスクヘッジになります。
他のマッチングアプリにもアカウントがあるので、実績を積むことによって案件が増えたり、優良な案件のオファーが来たりします。結果的に稼ぎやすくなるでしょう。
Amazonフレックスと他のマッチングアプリを併用すると、単純に仕事量が増えるので収入が安定しやすくなります。
他のマッチングアプリとの併用で、リスクヘッジ・実績・安定性が期待できます。
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【出前館】初めてでも簡単!?応募条件や登録方法、仕事の流れを現役配達員が徹底解説!
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【Uber Eats】配達員の登録方法と簡単に始められる5つの理由を徹底解説!
Amazonフレックスと他宅配との比較
ここでAmazonフレックスと、他宅配との比較をしていきます。比較するのはイメージしやすい『ヤマト運輸・佐川急便・日本郵政』です。
それぞれ勤務条件を合わせて比較してみます。
Amazonフレックスはブロックによって報酬が違いますが、条件を定めるために1ブロック10,000円で計算します。
- 月の稼働は22日
- 配達個数は100個
- 経費は考慮しない
- Amazonフレックスは1ブロック10,000円
配送単価 | 月収 | 契約資金 | 研修 | 特徴 | 特徴2 | |
ヤマト運輸 | 130円~170円 | 286,000円~374,000円 | 253,000円 | 4日間の研修有り | 国内シェア40%以上 | 安泰した収入が見込める |
佐川急便 | 130円~200円 | 286,000円~440,000円 | 無し | 3日間の研修あり | 自転車・徒歩・台車のみの配達有り | 女性の採用に積極的 |
日本郵政 | 150円~170円 | 330,000円~374,000円 | 無し | 有り | 未経験者が多い | 各法人との契約になるので条件確認必須 |
Amazonフレックス | 1ブロック10,000円 | 220,000円 | 無し | 無し | 宅配初心者でも安心 | 残業が絶対にない |
稼ぎの面で見ると、Amazonフレックスは他の宅配に比べて低いです。ヤマト運輸・日本郵政と比べても、佐川急便が1歩リードです。
今回はAmazonフレックスの報酬を、1ブロック10,000円とした場合なので、ブロックによっては報酬が上下します。
研修の有り無しで見ると、ヤマト運輸と佐川急便は研修があり、Amazonフレックスには研修はありません。ただ3日間~4日間の研修だけでは、そこまでの知識・能力向上は見込めないでしょう。
Amazonフレックスの最大の特徴は『残業が絶対にない』ことです。他の宅配では伝票整理や、次の日の準備などで残業があります。
それぞれの会社で特徴がありますが、業務委託であれば週の勤務回数も選べます。自分の希望する収入や勤務体系によって、使い分けられると良いでしょう。
Amazonフレックスは残業が無いので、予定を立てやすいです。
Amazonフレックスをやるべき2つの理由
Amazonフレックスをやるべきか悩んでいる人も居るでしょう。結論としては、Amazonフレックスはやるべきです。
理由は以下の2つになります。
- 収入源の1つとして考える
- アーリーアクセスが取れれば収入が安定しやすくなる
順番に解説していきます。
収入源の1つとして考える
多くの人が悩むのは、Amazonフレックスで生活していけるかどうかだと思います。
Amazonフレックス1本で考えると厳しいですが、収入源の1つとして考えればどうでしょう?
- 自分の都合に合わせて働ける
- 他の仕事が無い時に働ける
- 24時間以内のキャンセルならアカウントも傷つかない
ポイントは自分で仕事の予定を組めることです。
報酬の見込み額・休みは自分の裁量で決められます。
あくまでも収入源の1つとして考えることで、やらないという選択肢は無くなるのではないでしょうか。
アーリーアクセスが取れれば収入が安定しやすくなる
Amazonフレックスは実績に応じて『アーリーアクセス』というオファーがあります。アーリーアクセスは優先的にオファーがくるので、収入が安定しやすくなります。
優先的にオファーが来れば日中のオファーも多くなるため、稼働する日数も増えます。また、オファーをこなした日でも夕方から、出前館やUber Eatsで稼ぐこともできるでしょう。
アーリーアクセスが取れるようになれば、選択肢も増えるので結果的に、収入が安定しやすくなります。
Amazonフレックスがヤバい・きついと言われる理由 まとめ
ここでは今までのまとめをしていきます。
Amazonフレックスは、やばい!きつい!と言われていますが、多くは配送業未経験者か初心者の声です。
最終的にやるかどうかは自分の選択なので、ぜひ参考にしてください。
Amazonフレックスがヤバい・きついと言われる理由と、対応策は以下の9つです。
- 荷物の量がやばい
- 収入が不安定
- 天候に振り回される
- 肉体労働・体力勝負
- 個人事業主としての大変さ
- マナーが悪い人もいる
- 研修なしでいきなり配達するのがきつい
- 契約解除になる可能性がある
- サポート体制が不十分
ポイントとしては、初心者や未経験者が「ヤバい!」と言っていること。
経験が無ければきついのは、どんな仕事でも当たり前です。
経験を重ねていくうちに慣れてくるので、ネガティブな意見ばかりに耳を傾けても仕方ありません。
初心者でも、Amazonフレックスでやっていける理由は以下の3つ。
- 荷物の量がやばい:思考錯誤して改善する
- 収入が不安定:他のマッチングアプリに登録する
- 天候に振り回される:雨具や防水対策をする
- 肉体労働・体力勝負:体力をつける
- 個人事業主としての大変さ:会計ソフトの使用や税理士さんに依頼する
- マナーが悪い人もいる:どこの職場でもいる
- 研修なしでいきなり配達するのがきつい:ナーサリー期間中に慣れる
- 契約解除になる可能性がある:未配・早配・遅配を出さない
- サポート体制が不安定:プロドライバーに相談する
ポイントは、他のマッチングアプリにも登録して、リスクを減らしておくこと。
今の時代、1つの職場だけではリスキーです。稼ぎ口を複数持っておいて、いざという時のリスクヘッジをしておきましょう。
Amazonフレックスに向いている人・向いていない人は次の通りです。
向いている人
・車の運転が好きな人
・1人で物事をこなすのが好きな人
・効率的にこなせる人
向いていない人
・体力に自信がない人
・運転に不安がある人
・安定的な収入を1番に考えている人
確かにAmazonフレックスは、やばい・きついと感じることもあります。
しかし、仕事なので不満があるのは当たり前です。Amazonフレックスが特別厳しいわけではありません。
自分の都合に合わせて働けるのは大きなメリットですし、収入源の1つとして考えれば悪い条件ではないはずです。
やばい!きつい!最悪!と言っている人は、配送業未経験者か初心者の人が大半です。未経験・初心者であれば最初は苦労するものなので、そんなに気にすることでもありません。
『百聞は一見に如かず』で、実際に自分が働いてみるまでは本当の所はわからないので、噂に惑わされず自分の目で確かめてみてください。
Amazonフレックスの登録方法はこちら ↓
【Amazonフレックス】アプリのダウンロード方法や登録方法・始め方を解説!
Amazonフレックスの初日の流れはこちら ↓
Amazonフレックスの初日の流れと最初に陥りがちな注意点9つを解説!