
- レスキューはどんな流れになるの?
- レスキューされるとどうなるの?
- 実際の稼働時間と報酬は?
Amazonフレックスで稼働していると、そんな疑問を感じる人も居ると思います。
レスキューについて知っておかないと、自分のアカウントが知らないうちに下がっていて、最悪の場合アカウント停止になってしまう可能性も否めません。
私は2023年から軽貨物ドライバーの個人事業主になりました。
Amazonフレックスの配達は25,000個以上、出前館・ウーバーイーツの配達は500件以上で、月収40万円以上を達成しました。
実際に配達している経験を元に、この記事ではAmazonフレックスのレスキューについて解説していきます。
記事を読むメリット
●実際のレスキューの流れがわかる
●メリット・デメリットを確認できる
●レスキューされる際の注意点がわかる
初めてレスキューを経験すると要領が分からないので、自分のミスでトラブルを起こしてしまうかもしれませんし、相手も不満を持ってしまうかもしれません。
そうならないように、予備知識をつけて不備なくレスキューをこなせるようにしてください。
Amazonフレックスで実際にレスキューする際の流れ

ここでは、実際にAmazonフレックスでレスキューをする際の、流れについて解説していきます。
レスキューの流れは以下の5つです。
- 受付でレスキューだと伝えられる
- ステーションの近くで待機
- チャット・電話でレスキュー要請が来る
- 現地に移動し荷物を受け取って配達する
- 時間によっては2回目のレスキューもある
レスキューが初めてだと、通常の配達と初動の流れが違うので、とまどってしまうかもしれません。
事前に予備知識を付けて、自分がレスキューする側になった時にミスがないようにしていきましょう。
それでは順番に解説していきます。
受付でレスキューだと伝えられる
レスキューになる際には、まず受付でレスキューだと伝えられます。
レスキューになると、ステーションでの荷積みがないのが特徴です。
みんなが荷積みをしている中、自分は何もしていないので若干気まずいですが、それは仕方ありません。
その時間を利用して、プロドライバーさんにオファーや配達に関しての質問をすると、効率が良いでしょう。
また、他のドライバーがどうやって荷積みをしているのか観察し、参考にすると配達で役に立つかもしれません。
レスキューになると、ステーションでの荷積みがないので、上手く時間を活用してみましょう。
ステーションの近くで待機
他のドライバーの荷積みが終わったら、自分はステーションの近くで待機となります。
レスキューはステーションの場所を軸にして要請がくるので、あまりステーションから離れすぎると現地に行くまでに、時間がかかってしまう可能性があります。
待機場所は例えば以下のような場所です。
- コンビニの駐車場
- 広い道路の路肩
- ステーションの指定された待機場所
コンビニなどのお店の駐車場を使う場合は、あまり長い時間の駐車はできません。ステーションから近い場所で、何軒か見繕っておくと良いでしょう。
広い道路の路肩であれば駐車は可能ですが、駐車禁止で切符を切られる可能性があるので、それは注意してください。
ステーションで指定された待機場所がある場合は、それが1番安心です。活用してください。
他のドライバーの荷積みが終わったら、ステーションの近くで待機して、レスキュー要請が来るのを待ちましょう。

待機場所で迷惑をかけると、ステーションに苦情の連絡をされる場合もあるので、注意してください。
チャット・電話でレスキュー要請が来る
レスキューの要請は、「チャット・電話」からきます。
私の経験上、半分くらいの荷物をレスキュー個数として指示される場合が多いです。
チャットの場合は、以下の流れでレスキュー要請がきます。
- Amazonフレックスアプリの「今日の日程 → 画面右上のチャットのアイコン」を確認
- チャットアイコンの所の「赤いマーク」を確認
- 本文で「レスキューで受け取る荷物の個数・合流時間・合流場所」を確認する
特に注意して確認するのは「合流時間と合流場所」です。荷物の個数に関しては、受け取る荷物の提案数がきますが、大体近い数であればOKです。
チャットのメリットとしては、文章で履歴が残るので確認がしやすいことです。逆にデメリットは、通知が何回もくるので面倒なこと。
Amazonフレックスアプリでのチャットは、最近できた機能のため馴染みが無い人もいるかもしれません。
「今後はチャットでのレスキュー要請が多くなる」と、プロドライバーさんも言っていたので、チャットには慣れていきましょう。
チャットのみではなく、電話でレスキュー要請がくることもあります。
電話での要請は、以下の流れになります。
- ステーションから電話がくる
- レスキューで受け取る荷物の個数・合流時間・合流場所を確認する
- 現地で合流する
電話の場合はステーションから連絡がきます。
チャットのように文章履歴が残るわけではないので、メモをして間違えないようにしましょう。
現地に移動し荷物を受け取って配達する
チャット又は電話でレスキュー要請を受けたら、実際に現地に移動して荷物を受け取り、普段と同じように配達していきます。
荷物を受け取る際の流れは、以下の通りです。
- 本来の配達人と合って、レスキュー個数を相談する
- 荷物を受け取って集荷する
- レスキューする個数に、大幅なズレがないか確認する
- 今日の日程 → リスト → 左上の「更新」をタップ
- 集荷がアプリに反映されたら配達開始
現地で合流したら、本来の配達人と相談してレスキューする個数を決めます。
要請時の個数そのままでもOKですが、要請時の個数はあくまでも、「このくらいだろう」という予測をもとに指示されたものです。
なので、実際には残っている個数が多かったり少なかったりします。実際の個数の半分を目安にして、本来の配達人と相談しましょう。
荷物を受け取るだけではアプリ上に反映されないので、「集荷」をしないといけません。集荷はアプリ画面の左部分の「集荷」です。
集荷する際には、レスキューする個数に大幅なズレがないか確認してください。自分と相手の配達個数が大幅にズレていたら、何か違和感がありますよね?なので、半分を目安にしましょう。
集荷が終わったら「リストの更新」をタップします。更新するのは自分と相手のアプリ両方です。
自分と相手のアプリ両方を更新しないと、正しく集荷が反映されません。相手のアプリ上では荷物が残っていたり、逆に自分のアプリで荷物を集荷していないことになっていたりします。
特に、レスキュー経験が無い人の場合は、集荷~更新の流れがわかりません。少なくとも私はそうでした。
無駄な移動や、無い荷物を探すことになりかねないので、集荷した時の「更新」は確実にやっておきましょう。
集荷がアプリに反映されたら、実際に配達をしていきます。
時間によっては2回目のレスキューもある
1回目のレスキューが終わって、まだ時間がかなり残っている場合には、2回目のレスキュー要請がくる場合があります。
2回目のレスキュー要請がくるパターンは以下のものです。
- 1回目のレスキューが終わっても、残り時間がある
- 未配になる可能性がある人が多い
- レスキュー要員が足りない
どのくらいの時間が残されていると、2回目の要請がくるのかは明言されていません。
私の経験上では、1回目のレスキューが終わって、残り時間が2時間~3時間あると、2回目のレスキュー要請がきました。
もちろん、レスキューとはいえ配達を終わらせるのには、それなりに時間がかかります。1回目のレスキューで終わることがほとんどです。
未配になる可能性がある人が多い場合も、2回目のレスキューが来るパターンです。レスキュー要員が足りない場合も同じです。
レスキューする場合は、1回目で終わることがほとんどです。ただ、残り時間や未配になる可能性がある人数が多い場合は、2回目のレスキュー要請がくることも知っておきましょう。
レスキューされる側の流れ

ここからは、レスキューされる側の流れを解説していきます。
レスキューでは、レスキューする人・レスキューをされる人が存在するので、される側の流れも知っておいた方が良いです。
レスキューされる側の流れを知らないと、相手にも迷惑をかけてしまうかもしれませんし、自分も必要のない配達先への移動をしてしまうかもしれません。
そうならないためにも、レスキューをされる側の流れも知っておきましょう。
レスキューをされる側の流れは、以下の通りです。
- チャットか電話でレスキューされる旨を伝えられる
- 場所と時間・個数を伝えられる
- 現地に行く前に荷物の整理をする
- 現地で半分を目安にして個数を渡す
- リストを更新して荷物が減っているのを確認する
レスキューをする側とされる側で、同じ部分もあれば違う部分もあります。
違う部分にだけ注意して、流れを見ていってください。
それでは順番に解説していきます。
チャットか電話でレスキューされる旨を伝えられる
レスキューする側もされる側も、チャットか電話でレスキューの旨を伝えられます。
する側もされる側も、基本的には同じ内容です。
チャットでの要請の場合は、履歴が残るので確認が容易。ただ、連絡が断続的にくるのが若干イラっとはします。
電話の場合は履歴が残らないため、自分でメモの必要があることは注意しておきましょう。
場所と時間・個数を伝えられる
チャットか電話で、レスキューの「場所と時間・個数」を伝えられます。
レスキューする側もされる側も内容は共通ですが、自分がレスキューされる側の場合、合流の時間は注意して確認しておきましょう。
レスキューをされる側の場合、仕事を手伝ってもらっている立場なので、時間は守った方が良いです。
自分が仕事を手伝う場合、相手が遅刻してきたら何か嫌じゃないですか?なので、合流の時間は守るようにしましょう。
ただ、相手も報酬をもらっているので、必要以上に気を遣うことはありません。中には高圧的な態度を取ってくる人もいるので、そうゆう人に気を遣うのは損しかありません。
レスキューする側もされる側も、あくまでもビジネス上の関係として接していきましょう。
現地に行く前に荷物の整理をする
現地に行く前に、荷物の整理をしておいた方が良いです。
荷物を整理する理由は、同じようなエリアの荷物を探すのに時間がかかるから。
レスキューでは大体の場合、半分ほどの荷物を渡すことがほとんどで、配達エリアを自分と相手とで分けることが多いです。
その時に荷物がバラバラだと、同じようなエリアの荷物を探すのに時間がかかります。
荷物整理のポイントは以下の3つ。
- バッグはそのままにしておく
- バッグから出した荷物はまとめる
- バッグ外の荷物は近い住所でまとめる
バッグがそのまま残っている場合は、バック自体がエリア分けされているので、特に何もしなくてOKです。
バッグから荷物を出していた場合は、バッグ外の荷物と混ざらないように、まとめておきましょう。
最初からバッグに入っていない荷物は、できるだけ近い住所でまとめておきましょう。
自分も相手もこれから配達をするので、省ける時間は省いた方が効率的です。
現地に行く前に荷物の整理をして、荷物を渡す際に時間がかからないようにしましょう。

整理をしておかないと逆に時間がかかってしまうのね。
現地で半分を目安にして個数を渡す
現地では荷物の半分を目安にして渡しましょう。
チャットや電話に言われた個数は、あくまでもその時点の目安です。なので、現地で実際にある個数を確認して半分を目安に渡してください。
チャットや電話で言われた個数より、実際の個数の半分の方が少ない場合が多いです。レスキューする側から見れば、渡される個数が少ないに越したことはありません。
逆にレスキューされる側からみれば、結局は半分の個数を渡すので、特にメリットもデメリットもありません。
こちらに特にデメリットがなければ、相手にメリットがある方が良いです。
現地で半分の個数を手伝ってもらって、お互いに気持ちよく仕事できるようにしましょう。
リストを更新して荷物が減っているのを確認する
荷物を渡したら、相手が集荷するのを待ちます。集荷が終わったら「リストを更新」して、アプリ上で荷物が減っているか確認しましょう。
その際に、自分と相手の両方のアプリで更新するようにしてください。
両方のアプリで更新をしないと、次のような問題が起きます。
- そもそも荷物数が変化しない
- 自分と相手のアプリで同じ荷物が表示される
- 渡した荷物・受け取った荷物の数が合わない
リストの更新をしないと、そもそも荷物数が変化しなかったり、どちらのアプリでも同じ荷物が表示されたりします。
渡した荷物と受け取った荷物が合わないと、最終的に荷物の在りかが分からなくなって、どちらの責任になるかわかりません。
自分のアプリだけ更新しても、どこかで整合性がとれなくなるので、必ず自分と相手の両方のアプリを更新してください。
更新をして問題が無ければ、あとは通常通りに配達を進めればOKです。
レスキューがある理由・仕組み

ここではレスキューがなぜ存在するのかと、仕組みについて解説していきます。
レスキューは配達員の手助けをする役割ですが、ただ未配になりそうな人を助けているわけではありません。
レスキューがある理由と仕組みは以下のものがあります。
- トラブルや事故の時のヘルプ
- 配達員が荷物を配り切れない時のカバー
- レスキューが余っていてもヘルプに来る
- レスキューの条件は公開されていない
順番に解説していきます。
トラブルや事故の時のヘルプ
レスキューが存在する1番の理由は、トラブルや事故があった際のヘルプです。
普段配達をしていると、「未配になりそうなのを助けてくれる」くらいのイメージしかないですが、それはレスキューの単なる1面でしかありません。
未配を無くすように手伝うのは、レスキューの本来の役割ではありません。
Amazonフレックスでのトラブルは以下のようなことです。
- バッテリーが上がってしまった
- 脱輪して配達が不可能
- タイヤがパンクした
本来の役割は、誰かが配達ができない状況に陥ってしまった時に、代わりに配達をすることです。だから「レスキュー」なんです。
未配を出しそうになってレスキューされると、アカウントの評価がガクッと下がりますよね?
自分の仕事をこなせなかったことも評価が下がる原因ですが、レスキューを本来の役割とは違うことで呼んでいるのも大きいです。
未配とレスキュー、2重で評価が下がる原因があります。だから、アカウントの評価がガクッと下がってしまうんです。
レスキューが存在する1番の理由は、トラブルや事故があった際のヘルプです。なので、未配が原因でレスキューされるのは、なるべく避けておきましょう。

大前提として、レスキューされないに越したことはありません。
配達員が荷物を配り切れない時のカバー
配達で未配が出てしまいそうな時も、レスキューが存在する理由の1つです。
未配はお客様と約束した日時に、荷物を届けられないということなので、Amazon側としても極力なくしたいことです。なので、未配を無くす意味でレスキューが出てくることがあります。
レスキューが来る場合は、アプリ上のチャットやステーションからの電話で、レスキューの旨を伝えられます。
未配・レスキューになると、自分のアカウント評価も下がってしまうので、なるべく配達を完了できるようにしていきましょう。
未配を出さないようにする対処法はこちら ↓
【Amazonフレックス】未配を出さない対処法9選と原因7選!ポイントはルール作り
レスキューが余っていてもヘルプに来る
レスキュー要員が余ってしまっている場合も、ヘルプに来ることがあります。
基本的にレスキューは、トラブルや事故があった時のヘルプなので、何もなければ人員が余ってしまうこともあります。
ただ、人員が余ってしまっても報酬は発生するので、遊ばせておくわけにもいきません。その場合はステーションが判断して、今配達をしている配達員のもとにレスキューを送ることがあります。
通常のレスキューでは、アカウント評価が下がってしまいます。ですが、人員が余ってしまった時のレスキューでは、アカウントに影響が出ないのがメリットです。
人員が余っている場合のレスキューは、単純に自分が配る荷物が減るだけなので、ラッキーだと思って素直に受けいれてしまってOKです。
レスキューの条件は公開されていない
2024年4月の時点では、レスキューになる条件は公開されていません。ですが、ある程度の予想はできます。
レスキューになるには、以下の条件が予想できます。
- Amazonフレックスで継続的に稼働している
- 遅刻やキャンセルが少ない
- 未配率が低い
レスキューはトラブルやアクシデントに対応するために存在しているので、Amazonフレックスで継続的に稼働しているほうが選ばれやすいでしょう。
レスキューする側の人が、ステーションに来ないと話にならないので、遅刻やキャンセルが少ないことも条件の1つです。
未配を助ける役割もあるので、レスキューする側が未配が多いのはありえません。
レスキューになる条件は公開されていませんが、自分がレスキューを選ぶ側だとしたら、上記の3つは確実に条件に入ります。
自分が選ぶと仮定すれば、どんな人が選ばれやすいか何となく予想できます。レスキューに選ばれたければ、上記3つは意識してみてください。

安定感があった方がレスキューに選ばれやすいのね。
レスキューする時のメリット

ここからは、レスキューする時のメリットを解説していきます。
実際に私がレスキューになった際に感じたことなので、多くの人は同じように感じるはずです。
レスキューする時のメリットは以下の3つ。
レスキューする時のメリット
●稼働時間が短い・配達数が少ない
●報酬は同じで時間単価が高い
●ガソリン代を節約できる
レスキューになっても当然、メリット・デメリットが存在します。初めてだとわからないことも多いので、参考にしてください。
ではそれぞれ順番に解説していきます。
稼働時間が短い・配達数が少ない
レスキューをする側になると、稼働時間が短くなって配達個数も少なくて済みます。
レスキューは配達員がトラブルや事故・未配の時に必要になるので、基本的に通常時の配達よりも時間を空けて稼働することになるからです。
実際に私がレスキューになった際に、配達を始めた時間と配達個数は以下の通り。
- ステーションを出て約1時間後・配達個数約60個
- ステーションを出て約1時間30分後・配達個数約30個
- ステーションを出て約3時間後・配達個数約20個
記録に残していたわけではないので、詳細な時間と個数はわかりませんが、ほぼほぼ同じはずです。
いずれもステーションを出てから、時間が経っていて配達個数も少なかったので、正直余裕でした。
レスキューをする側になると、稼働時間が短くなって配達個数も少なくて済むので、通常の配達よりもメリットが大きいです。

ちょくちょくアプリを確認する必要はありますが、稼働までの空き時間は自由です。
報酬は同じで時間単価が高い
レスキューになると、報酬は他のドライバーと同じですが、1時間あたりの時間単価が高くなります。
理由は通常の配達よりも、実際に稼働する時間が少ないから。
例として、時間で分けて考えてみましょう。条件は以下の通りで考えます。
・オファー時間は6時間
・配達個数・走行距離は考慮せず、時間で考える
・報酬は11,112円
稼働時間 | 時間単価 | オファーの報酬 |
6時間 | 1,852円 | 11,112円 |
5時間 | 2,222円 | 11,112円 |
4時間 | 2,778円 | 11,112円 |
3時間 | 3,704円 | 11,112円 |
表でわかる通り、稼働時間が短くなればその分、時間単価は高くなります。つまり、同じ1時間であっても効率的に稼げます。
報酬自体は他のドライバーと同じです。ただ、時間単価が高くなるのは、レスキューになるメリットの1つです。
ガソリン代を節約できる
ガソリン代を節約できるのも、レスキューになった時のメリットです。
理由は単純で走行距離が短くなるから。走行距離が短くなるのは、通常時と比べて稼働する時間が少ないからです。
軽貨物事業をしていれば、ガソリン代は切っても切り離せません。ガソリン代は経費の中でも、最も大きくウェイトをしめる経費です。
つまり、ガソリン代を節約できれば、実際の手取りが増えるのと同じことです。
例えば、1ヶ月のうちに1回分の給油を節約できれば、約4,000円の手取りが増えることになります。2回であれば約8,000円の節約。
8,000円という金額は、4時間オファーを1回こなしているのと同じです。そのため、ガソリン代の節約は手取りを増やすことに直結します。
生活に直結する、ガソリン代を節約できるのも、レスキューになった時のメリットです。

ガソリン代を節約できれば、休める時間も多くなるわね!
レスキューする時のデメリット

ここからはレスキューする時のデメリットを解説していきます。
レスキューする時のデメリットは以下の2つです。
レスキューする時のデメリット
●相手の残り個数に依存する
●2回目のレスキューをする場合がある
結論としては、デメリットの方が少ないので、レスキューになった方が得です。デメリットといっても、大きなものはないので安心してください。
ただ、メリット・デメリットの両方を知っておいた方が、実際になった時にプラスに働くので、覚えておきましょう。
それでは順番に解説していきます。
配達時間は相手の残り個数に依存する
レスキューになった時のデメリットの1つは、「配達時間は相手の残り個数に依存する」です。
レスキューになると、相手の残っている荷物の個数の、約半分を渡されます。そのため、残り個数によっては配達時間が長くなる可能性があります。
例として、配達個数別にシュミレーションしてみましょう。条件は以下の通り。
・1件あたりの配達時間は考慮ぜす、全体で考える
・1時間あたり20個の配達で計算
配達個数 | 配達時間 |
80個 | 4時間 |
60個 | 3時間 |
40個 | 2時間 |
20個 | 1時間 |
渡される荷物の個数によっては、配達時間が長くなることもあります。
実際に私がレスキューした時は、大体20個~60個ほどの荷物を渡されることが多かったです。配達時間で言うと、1時間~3時間ほど。
通常時の配達と比べれば、レスキューになった時の配達時間は、100%短くなるのは間違いありません。
ただ、相手の残り個数によっては、配達時間が長くなるのはデメリットの1つです。
2回目のレスキューをする場合がある
レスキューになった時のデメリット2つ目は、「2回目のレスキューをする場合がある」です。
通常時の配達とは違い、レスキューは何個の荷物を配達すれば良いのか、明確に決まっていません。渡される荷物が多い時もあれば、少ない時もあります。
2回目のレスキューをするのは、荷物が少ない時の場合です。荷物が少ない時の場合、配達を終えてもオファー終了までの時間が、半分以上も残っていることがあります。
オファー終了までの時間が長い場合、2回目のレスキューをすることがあります。
私が経験したケースでは、オファー終了までの残り時間が2時間~3時間残されていたときに、2回目のレスキュー要請がきました。
ただ、残り時間が少ないということは、相手も配達をこなしているということなので、渡される個数は10~30個ほどです。
少ない荷物数とはいえ、2回目のレスキューすることがあるのは、デメリットの1つと言えるでしょう。

2回目のレスキューは、10回レスキューして1回あるかないかです。
レスキューを受ける側のメリット

ここでは今までとは逆に、レスキューを受ける側のメリットを解説していきます。
結論から言うと、レスキューを受ける側ではデメリットの方が多いです。
ただ、デメリットばかりではないので、メリット・デメリットの両方を知っておきましょう。
レスキューを受ける側のメリットは以下の通り。
レスキューを受ける側のメリット
●予定より配達個数が減る
●早く終わることもある
レスキューを受ける側にも、良い部分と良くない部分があるので、理解しておいてください。
それでは順番に解説していきます。
予定より配達個数が減る
レスキューを受ける側になると、予定されている配達個数が減ります。
理由は単純で、現在残っている荷物の約半分を、相手に渡すから。
残っている荷物が60個であれば、約半分の30個。80個なら40個を相手に渡すことになります。なので、予定より配達個数が減り、余裕を持って配達できるようになります。
ですが、荷物を半分渡せるからといって、意図的に荷物を残しておくのはNGです。レスキューを受けないのが1番良いので、自分のできる限りの配達はしましょう。
正直な話、レスキューを受けない方がメリットが多いです。ただ、予定されている配達個数が減るのは、レスキューを受ける側の少ないメリットの1つです。
早く終わることもある
早く終わることもあるのは、レスキューを受ける側のメリットの1つです。
先ほど解説した通り、個数が減って配達する時間も短くなるので、早く終わる可能性が高いです。
ですが、レスキューを受けるということは、配達しきれないと判断されたということなので、実際に早く終わるかは自分次第になってきます。
実際に私も、車のタイヤがパンクしてしまいレスキューしてもらいましたが、配達しきれなかったことがありました。
未配になりそうな場合ではなく、車のトラブルでレスキューされた場合は、配達を完了させることは難しいでしょう。
ただ、早く終わることもあるのは、レスキューを受ける側のメリットの1つでしょう。

早く終わるのは大歓迎だけど、レスキューされないのが1番よね!
レスキューを受ける側のデメリット

ここからは、レスキューを受ける側のデメリットを解説していきます。
レスキューを受ける側のデメリットは以下の通りです。
レスキューを受ける側のデメリット
●アカウントの評価が下がる
●相手によっては不満を言われる場合もある
●合流場所によっては移動距離が長い
先ほどもお話しましたが、レスキューを受ける側はメリットよりもデメリットの方が多いです。
なので、なるべくレスキューの対象にならないように、トラブルや未配には注意していきましょう。
それでは順番に解説していきます。
アカウントの評価が下がる
レスキューを受ける側になると、アカウントの評価が下がります。
Amazonフレックスの多くは個人事業主です。個人事業主は成果を上げて報酬をもらうので、与えられた仕事はこなさなくてはいけません。
レスキューをされるということは、仕事をこなせていないのと同じです。なので、アカウントの評価が下がってしまいます。
- パンクして配達ができなくなった
- 時間内に予定の荷物を配り切れない
- ぬかるんだ道にハマってしまい配達不可能
上記のいずれもレスキューを受ける対象ですが、結果的に予定されている配達をこなせません。
トラブルであっても未配であっても、仕事をこなせていないので、アカウントの評価は下がります。
レスキューを受ける側になると、アカウントの評価が下がってしまうので、トラブルや未配には注意していきましょう。
未配を出さないようにする対処法はこちら ↓
【Amazonフレックス】未配を出さない対処法9選と原因7選!ポイントはルール作り
相手によっては不満を言われる場合もある
レスキューされる側のデメリット2つ目は、「相手によっては不満を言われる場合もある」です。
Amazonフレックスには色々な人がいるので、「レスキューしてやっている」と、勘違いをしている人もいます。そういう人がレスキューに来た場合、不満を言われることもあります。
私がレスキューを受けたときに、実際に言われた不満は以下のもの。
- 始めてどのくらい?素人?
- 今まで何してたの?全然配れてないじゃん
- 荷物多くない?もっと少なくて良いでしょ
いずれも同じ報酬をもらっている人の言葉とは思えません。こういう人は何か勘違いをしている人です。
ただ、不満なんて一言もない人も、もちろんいます。というか、私の経験上では不満を言わない人の方が多いです。
相手によっては不満を言われる場合もあるのは、レスキューを受ける側のデメリットの1つでしょう。
合流場所によっては移動距離が長い
合流場所によっては移動距離が長いのも、レスキューを受ける側のデメリットです。
合流場所とは、レスキューをする側と受ける側が合流する場所のこと。場所によっては現在地から離れていることがあります。
合流場所は予定されている配達先から選ばれ、その場所が離れている場合もあれば、近い場合もあります。
私の経験で1番遠い合流場所は、現在地から約30分の場所で往復時間が1時間になりました。
確かに荷物を渡せるので、配達する荷物数は減るのですが、時間が無くなってしまってはあまり意味がありません。
合流場所はチャットや電話で指示がくるため、こちらで決めることができません。なので、合流場所までどのくらい時間がかかるのかは、運しだいになってしまいます。
移動時間は短いに越したことはありません。合流場所によっては移動距離が長いのは、レスキューを受ける側のデメリットの1つです。

移動距離が長いと渋滞に巻き込まれる可能性も高くなります。
レスキューの流れと仕組み、メリット・デメリット まとめ

ここでは今までの内容をまとめていきます。
Amazonフレックスで、実際にレスキューする際の流れは以下の通り。
- 受付でレスキューだと伝えられる
- ステーションの近くで待機
- チャット・電話でレスキュー要請が来る
- 現地に移動し荷物を受け取って配達する
- 時間によっては2回目のレスキューもある
ポイントは、レスキュー要請の方法と待機場所。
レスキュー要請は、チャットか電話でレスキュー要請がくるまで、やることがないです。どのくらい時間が経つのかわかりません。
どのくらい時間が経つのかわからないので、待機場所は邪魔にならない場所や、ある程度の時間が経ったら場所を変更したりして、迷惑がかからないようにしましょう。
配達自体は、通常の配達よりも楽なので心配はいりません。
レスキューされる側の流れは、以下の通りです。
- チャットか電話でレスキューされる旨を伝えられる
- 場所と時間・個数を伝えられる
- 現地に行く前に荷物の整理をする
- 現地で半分を目安にして個数を渡す
- リストを更新して荷物が減っているのを確認する
レスキューをする側も、される側も流れは似通っています。ポイントは「リストを両者で更新する」こと。
更新をしないと、荷物の数が合わなかったり、行かなくて良い配達場所に行ったりしてしまいます。
リストの更新は1人だけでするのではなく、必ず2人共で更新するようにしてください。
レスキューをする側のメリット・デメリットは以下の通り。
レスキューする時のメリット
●稼働時間が短い・配達数が少ない
●報酬は同じで時間単価が高い
●ガソリン代を節約できる
レスキューする時のデメリット
●相手の残り個数に依存する
●2回目のレスキューをする場合がある
レスキューを受ける側のメリット・デメリットは以下のものです。
レスキューを受ける側のメリット
●予定より配達個数が減る
●早く終わることもある
レスキューを受ける側のデメリット
●アカウントの評価が下がる
●相手によっては不満を言われる場合もある
●合流場所によっては移動距離が長い
レスキューはする側になれば、稼働時間や配達個数が少なく済んだり、ガソリン代を節約できるなど、メリットが多いです。
ただ、どうすれば選ばれるかは公表されていないので、レスキューする側になれるかどうかは運任せになってしまいます。
レスキューを受ける側にとってはデメリットの方が多いです。アカウントを守るためにも、トラブルや未配はできるだけ避けていきましょう。
正直に言えば、Amazonフレックスではレスキューになること自体に、大した意味はありません。
それよりも、継続的に稼ぎ続けることができるように、アカウント評価を守ることの方が重要です。
Amazonフレックスは、ベテランでも初心者でも報酬が同じなので、副業としてもおすすめです。
継続的に稼ぐためにも、初心を忘れず約束を守って配達していきましょう。
初心者・副業におすすめな理由と、他の宅配業者との比較はこちら ↓
【Amazonフレックス】初心者や未経験にもおススメの理由7選と他の宅配業者との比較