- Amazonフレックスで効率的な荷積み方法は?
- ステーションによって違いはあるの?
- 荷物が見つからない場合はどうするの?
Amazonフレックスで実際に稼働すると、荷物が見つからなかったり良い荷積み方法はどれ?と疑問に思う人も多いでしょう。
私は2022年に会社員を退職して、2023年から軽貨物ドライバーの個人事業主になり、月収30万円を達成しました。
実際に配達している経験を元に、この記事ではAmazonフレックスでの効率的な荷積み方法を、5つ紹介していきます。
最後まで読んでもらえれば、効果的な荷積み方法とステーション別の荷積み方法、さらに荷物が見つからない時の対処法も分かります。
荷積みしだいで配達効率は大きく変わってしまうので、自分が分かりやすい荷積みをして、時間のロスを無くしていきましょう。
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効果的な5つの荷積み方法
Amazonフレックスに対応した、効果的な荷積み方法を紹介していきます。荷積みしだいで配達効率が変わるので、ぜひ参考にしてもらって配達効率を上げていってください。
効果的な荷積み方法は、以下の5つです。
- シール番号の大きい荷物から積む
- 住所で分ける
- 時間指定は分かる場所に積む
- 助手席に封筒・パッケージをまとめて置く
- 2回に分けて積む
順番に解説していきます。
シール番号の大きい荷物から積む
Amazonフレックスでは、荷物に黄色のシールが貼ってあります。結論から言うと、シール番号の大きい荷物から積んでいくと配達しやすいです。
理由としてシールには番号が記載されており、リスト順に配達する場合は、番号の小さい順番で配達していきます。逆に考えると番号の大きいものは『後に配達する荷物』です。
シール番号の大きい荷物から積むことで、期待できる効果は以下の3つです。
- 荷物が見つけやすい
- リスト順で配達する場合、ほぼ順番通りになる
- 無駄に探す時間が省ける
例えばリスト順で配達する場合、2・3・4の順番で配達していき、シール番号は1・2・3の順番で配達します。後半になると、リストが50・51・53の順になり、シール番号が60・61・62となっていきます。
つまり、シール番号の大きい荷物は自然と後の配達となるので、番号が大きい荷物から積んだ方が効率的です。
リスト順で配達する場合は、シール番号の大きい荷物から積んだ方が荷物を探す手間が省けるので、効率良く配達ができます。
荷積みの時点で、配達効率が良くなるか、悪くなるかが決まります。
住所で分ける
シールの順番ではなく、住所で分ける方法もあります。Amazonフレックス以外の宅配を経験した人は、住所で分ける方法のほうが慣れているかもしれません。
荷積みをする時に住所で分けることで、現在の配達場所から次の配達場所までの距離が短くなり、荷物を配達するまでの時間が早くなります。
同じ町内で住所ごとに分けると、荷物がまとまっているので見つけるのが楽です。目的地に着く前に「次は3丁目だから後ろのドアに荷物がある」と、事前に荷物の場所も分かります。
住所ごとに分かることで、移動距離の短縮・荷物を探す手間の削減を期待できるでしょう。
時間指定は分かる場所に積む
時間指定の荷物は、自分が分かる場所に積むようにしてください。住所欄に時間が記載されているので確認してみましょう。
時間指定はその名の通り、「この時間に配達して欲しい」というお客様からの要望です。
積んだ場所が分からないと、時間が迫った時に焦ってしまいますし、時間指定から外れて、早配・遅配をしてしまうとお客様に迷惑がかかります。
また、早配・遅配は自分のアカウントにもキズが付いてしまうので、アカウントを守るためにも時間指定の荷物は分かるようにしておきましょう。
例えば以下のように積んでみると、場所がはっきりしていて分かりやすいです。
- 助手席に積む
- BOXを使ってまとめる
- 荷台の真ん中でまとめておく
要は自分が分かれば良いので、上記以外の場所でも全然OKです。
時間指定の荷物を自分が分かる場所に置くと、『お客様からのクレーム・自分のアカウントを守る』ことができるので、意識していきましょう。
助手席に封筒・パッケージをまとめて置く
助手席に小さい荷物、特に封筒やパッケージを置くと配達効率が上がるのでおススメです。
封筒やパッケージの荷物は、サイズが平たかったり小さかったりするので、運転しているうちに微妙なスペースに落ちてしまうことも多々あります。
そうなってしまうと、探すのに時間も手間もかかりますし、結果的にその場では見つからなかったりします。
助手席に封筒やパッケージを置くと、スペースに落ちる心配もかなり軽減でき、シートの上と足元にも置けるので確認がしやすいです。
イメージはこんな感じ。
写真では後半戦のため荷物量が少ないですが、荷積み時点ではこの2倍~3倍の量です。シートの背もたれにも余裕がありますし、足元も余裕があるので上手く活用していってください。
助手席に置く方法は以下のものがあります。
- 助手席にBOXを置いてまとめる
- ダンボールを使ってまとめる
- 封筒はシートの上・パッケージは足元で分ける
私は最初、ダンボールを使っていましたが、濡れてしまうと耐久性が弱くなってしまいました。結果的にはBOXを置いてまとめるのがおススメです。
BOXでまとめておけば、信号待ちや停車中に住所・番号をすぐに確認できます。
封筒やパッケージは助手席にまとめることで、探す手間と確認がしやすくなるので、配達効率が上がります。
助手席に置ければ、荷物の確認もしやすいわね!
2回に分けて積む
荷物量が多い時は、1回で積めないことがあるのも事実です。多くの場合は集荷をせずに、積んだ荷物分を配達する人のほうが多いでしょう。
ただ、ステーションと配達場所が近いこと限定ですが、2回に分けて積むこともできます。2回に分ける場合、自分の中でルールを作っておくと迷わなくて済みます。
例えば、ステーションから配達場所まで30分かかるのであれば、1回に積める分だけで配達開始。ステーションから10分以内なら2回に分けるなど、ルールがあれば分かりやすくなるでしょう。
2回に分けて積むと以下のメリットがあります。
- 荷物量が減るので配達しやすい
- 荷物を探す手間が減る
- 精神的な圧迫感が緩和される
荷物量が150~180個あった場合は、1度に全て積み込むよりも1回目で75~90個積んで、2回目に75~90個積んだほうが荷物も探しやすくなるでしょう。
デメリットとしては、皆さんお気づきの通り『荷積みの時間・ステーション往復の時間がかかること』です。
メリットとデメリットを天秤にかけて、自分が配達しやすい方法を選択してください。
ステーション別の荷積み方法
荷積み方法はステーションごとに違い、荷積み方法が違うと車に積み込む時に、積み込み方が違ってきます。
合わない荷積みをしてしまうと、配達する時に効率が悪くなったり、いつもと違うルートを組まなくてはいけなくなる場合が多いです。
そうならないように、ここでは荷積み方法別の積込を紹介していきます。
- バッグがあるステーションの荷積み方法
- 個別積みステーションの荷積み方法
- 積みきれない場合は無理して積まない
順番に解説していきます。
バッグがあるステーションの荷積み方法
ステーションによってはバッグごと荷積みするステーションがあります。
バッグには近いエリアの荷物がまとまって入っているので、リスト順に配達する時には、取り出す荷物がわかりやすいです。
軽バンの荷台にギリギリ4つ入るサイズで、5つ目は横のスライドドア付近に積むのが一般的です。
上から見るとこんな感じ。
後ろの荷台から見た場合は、以下のイメージ。
車の荷台サイズによっては、バッグを縦向きにしたり横向きにしたりして、入るように工夫しましょう。
バッグの中には、荷物量が少ないバッグもあります。荷物量が少なければ中身を取り出して、『個別の荷物』の場所に置くか、助手席・台車上の空きスペースを活用しましょう。
荷積み時間に余裕があれば、バッグから荷物を取り出して、バッグをステーションに置いてしまうのも1つの手です。バッグが無くなればその分スペースができるので、取り出した荷物は空いたスペースに置けばOKです。
配達が進んできたら、荷物をバッグから取り出すと視認しやすいです。
個別積みステーションの荷積み方法
個別に荷物を積み込むステーションでは、『シール番号の大きい順で積む』のがおススメです。
バッグの時と違い、自分で近いエリアをまとめて積み込む必要があるので、配達ルートを考慮して積まなくてはいけません。
シール番号の大きい順で積み込めば、リストの順番に近くなるので配達ルート順になりやすいです。
リスト順に配達する場合は有効な荷積み方法ですが、デメリットもあります。マップを見て配達ルートを組む場合、荷物の順番が狂いやすいことです。
ただ、そこまでグチャグチャになるわけではないですし、対策として以下のものがあります。
- 10番台~40番台まではリスト順
- 荷物量が減ってきたらマップに切り替える
住所で積み込む方法もありますが、個人的にはシール番号で積み込むほうが良いと思います。
住所を確認するのとシール番号を確認するのとでは、瞬時に判断することがシール番号の方が少ないので、結果的に積み込みスピードが変わってきます。
最終的には、自分の配達しやすい・積み込みやすい方法が1番なので、実際に色々試して自分に合った方法を探してみてください。
積みきれない場合は無理して積まない
荷物量によってはどうしても積みきれない場合があります。ステーションと配達場所が近ければ、2回に分けても良いですが、遠い場合はそうはいきません。
結論として、積みきれない場合は無理して積まなくてOKです。荷積みの時に『集荷』で荷物をスキャンしますが、積みきれない荷物はスキャン自体をしないので、無いのと同じです。
つまり、積みきれない分は集荷しなければ、未配になりません。
無理して積んで荷物が潰れてしまったり、運転中の視界が悪くなって事故を起こしてしまっては、お客様にもAmazon側にも迷惑がかかります。
積みきれない荷物は、無理せずにステーションに残しておいてOKです。
配達ルート別の荷積み方法
配達ルートは荷積みの方法によって、効率が良くなったり悪くなったりします。
ここでは、配達ルート別の荷積み方法を紹介していきます。
荷積みの時点で意識しておけば、配達スピードに差が出てくるので、是非参考にしてください。
- リスト順なら番号の大きい荷物から積む
- マップメインなら住所で分ける
それでは順番に解説していきます。
リスト順なら番号の大きい荷物から積む
今まで何回は説明してきましたが、リスト順で配達する場合は番号の大きい荷物から積むと、配達効率が上がります。
リストと荷物の番号は連動していて、小さい数字から配達していくので、番号の大きい荷物は必然的に後半の配達です。つまり、番号の大きい荷物から積んでいくことで、無駄な手間と時間が省けます。
逆に番号の小さい荷物から積んでリスト順に配達する場合、ほぼ全ての荷物を探すことになるので、かなりの無駄な時間がかかってしまうでしょう。
リスト順で配達する場合は、番号の大きい荷物から積んだほうが、無駄な手間や時間が省けてストレスも少なくなります。
マップメインなら住所で分ける
配達ルートをマップメインにする場合は、住所で分けると効率が良いです。マップメインだとリストの順番は関係無いので、荷物の番号も関係無くなります。
マップで配達ルートを考える場合、近い場所から回っていくので必然的に住所も近いです。荷積みをする時に近い住所でまとめておけば、配達するときに荷物を探す時間が減ります。
実際に荷積みする時には多少ズレることもありますが、まとめて荷積みすることで大体の場所は分かるはずです。
配達スピードだけで考えれば、リスト順に配達するよりもマップを見て配達していくほうが、絶対に早いです。
宅配の初心者や未経験者さんには、住所で分けるのはハードルが高いですが、慣れてきたら是非チャレンジしてみてください。
マップメインで配達するなら、住所別にまとめるのが良いのね!
荷物が見つからない時の5つの対処法
実際に配達していると、「荷物が見つからない!?」なんてことも多々あります。
ここでは荷物が見つからない時の対処法を紹介していきます。
荷物を探す時間を減らしていけば、配達できる件数は確実に増えていきます。参考にしてもらって、配達件数を伸ばしていってください。
荷物が見つからない時の対処法は、以下の5つです。
- 出発して10件以内であればスルーする
- 同じマンション内であれば配達を後に回す
- 後半で荷物が見つかったら最後に回す
- 時間指定が見つからなければ探す
- 番号と併せて住所でも探す
順番に解説していきます。
出発して10件以内であればスルーする
1つ目は『出発して10件以内であればスルーする」です。
出発してすぐの配達先は、車に積んだ荷物の量も多く、探すのに手間どる可能性が非常に高いです。そんな時は自分でスルーする件数を決めて、その件数以内であればあえてスルーすることで、無駄な時間を減らせます。
例えば以下のようなルールを決めておくと良いでしょう。
- 出発して10件以内ならスルーする
- 20件以内ならスルーする
- 出発して1時間以内はスルー
出発して10件以内・20件以内など、自分でルールを決めておくと、探すのかスルーするのかの判断が早くなります。結果的に配達スピードも上がっていくでしょう。
個人的な感覚では、荷物が多い時に探す時間と、荷物が減ってきた時に探す時間とでは雲泥の差があります。移動時間を考えても、荷物が減ってきた時に探す方が効率が良いです。
出発してすぐであれば、あえてスルーすることで荷物を無駄に探す時間と手間が省けるため、結果的に配達効率が上がります。
荷物が多い状態で探すと、逆に時間のロスが大きいです。
同じマンション内であれば配達を後に回す
同じマンションで複数の配達がある場合、荷物が見つからなければ配達自体を後に回しましょう。
他の配達を先にすることで、荷物が減ってくるため探していた荷物も見つけやすくなります。
コツとして、マンションで複数配達がある場合は、事前に荷物の確認をしておきましょう。マップやリストで配達先を確認した時に、次がマンションで複数配達がある場合は、その場で荷物が見つかるか確認してください。
見つからなかったら、そのマンションは飛ばして次の配達先へ移動することで、無駄な移動時間を減らせます。
配達先が同じであれば、1度に配達してしまったほうが絶対に効率が良いです。事前に確認し、配達順を後に変えることで、無駄な時間が減り配達スピードも上がっていくでしょう。
後半で荷物が見つかったら最後に回す
配達している間に前半で見つからなかった荷物が、後半になって見つかることもあります。そんな時は最後に回しましょう。
前半で見つからず後半で見つかったということは、現在の配達先から荷物が見つかった配達先までの、距離が離れているはずです。
1回前半の配達先まで戻って、また現在の場所まで戻ってくると効率が悪くなってしまいます。いったん後半の配達を回ってしまって、最後に見つかった荷物を配達する方が効率が良いです。
画像が微妙で申し訳ないですが、イメージはこんな感じです。
現在地が55だとして、5まで戻ると20分かかります。それなら先に55~60までを回ってしまって、最後に5を回ったほうが効率が良いです。
前半の荷物が後半になって見つかるのは、本当にあるあるなので多くの人が経験するはずです。見つかった荷物は最後に回して、配達効率を下げないように気をつけましょう。
時間指定が見つからなければ探す
時間指定が見つからない場合は、少し時間をかけてでも探しましょう。
時間指定は、お客様が500円ほど支払って時間指定にしています。それなのに時間通りに配達されなかったら、信用も失ってしまいますし、クレームの対象となってしまうでしょう。
時間指定に配達できなかった場合、以下のようなデメリットが考えられます。
- 商品自体がキャンセルされ、Amazonの利益を奪うことになる
- クレームになりアカウントが傷つく
- 遅配となり評価が悪くなる
時間指定に配達できないことで、デメリットはあってもメリットは一切ありません。そのため、荷物が見つからない場合は、少し時間がかかっても探しましょう。
ただ、時間指定を最優先して配達を回るのはやめてください。たまに、時間指定を気にしすぎて最初に全て回る人がいますが、正直に言って効率が悪いです。
荷物の多い状態で探すのは時間がかかりますし、向かう途中でも通常の配達先があるはずです。時間指定は時間内に配達すればOKなので、できるだけ配達ルートを崩さないようにしましょう。
番号と併せて住所でも探す
荷物が見つからない原因の1つとして、番号が記載されているシール自体が間違っている可能性があります。シールの番号も重要ですが、併せて住所で探すようにしましょう。
番号が記載されている黄色いシールは、Amazonの倉庫でスタッフさんが手作業で貼っているものです。そのため、間違えて貼ってしまっている場合があります。
仕方のないことですが、実際に配達している最中だと、荷物の特定に時間を割かれてしまいます。住所を合わせて確認することで、荷物の特定が早めることが可能です。
「住所を確認するのは当たり前だよ!」と思う人も多いでしょう。確かにその通りですが、急いでいる時や初心者の人が慣れてきた頃に、シール番号のみで確認することが多いです。
自分には関係ないと思わず、あらためて住所を確認するクセをつけてください。
慣れてきた時こそ、初心に立ち返るべきね!
【Amazonフレックス】効率的な5つの荷積み方法 まとめ
ここでは今までの内容をまとめていきます。
効率的な荷積みができると、配達効率も上がるので参考にしてください。
効果的な5つの荷積み方法はこちら。
- シール番号の大きい荷物から積む
- 住所で分ける
- 時間指定は分かる場所に積む
- 助手席に封筒・パッケージをまとめて置く
- 2回に分けて積む
ステーションによっては荷積みの仕方が違います。荷積みの種類を知っておくと、積み込むときに失敗しにくくなるでしょう。
ステーション別の荷積み方法は以下の通りです。
- バッグがあるステーションの荷積み方法
- 個別積みステーションの荷積み方法
- 積みきれない場合は無理して積まない
Amazon配達アプリの、リストで配達するのか・マップメインで配達するかによっても、荷積みは変わってきます。
荷積みの時点で意識しておけば、配達スピードに差が出てくるので、参考にしてみてください。
- リスト順なら番号の大きい荷物から積む
- マップメインなら住所で分ける
荷物が見つからない時は焦って探すと、かえって時間がかかってしまう場合があります。荷物が見つからない時の対処法を知っておくと、落ち着いて行動できるでしょう。
荷物が見つからない時の対処法は、以下の5つです。
- 出発して10件以内であればスルーする
- 同じマンション内であれば配達を後に回す
- 後半で荷物が見つかったら最後に回す
- 時間指定が見つからなければ探す
- 番号と併せて住所でも探す
荷積みの良し悪しで、1日の配達効率が決まると言っても過言ではありません。
「配達がうまくできない・時間がかかって未配が多い・荷物を探す時間が長い」そんなお悩みがある人は、荷積みに問題があるのかもしれません。
今回の内容を参考にしてもらって、配達能力の向上に役立ててください。
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